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 防音の工夫!

 2009年1月 再編集

プロローグ

防音対策といっても、外からの騒音をカットすることはもちろんですが、住宅内から発生する生活音でご近所へ迷惑をかけない配慮が必要です。さらに、住宅内においても家族の生活時間が多様化してきたために、部屋毎の防音対策を施すことも重要な問題です。

防音対策の基本

●屋外の騒音を遮断する!

●屋内の音を外に漏らさない!

●各部屋間での静けさを確保する!

快適な生活に欠かすことの出来ない住宅の騒音対策は、個人のライフスタイルをサポートすることはもちろん、ペット共生住宅においても大切な問題です。

音の感じ方は人により千差万別です。また個人でもその時の気分や状況によって感じ方も変わってきます。つまり、そこがトラブルの原因の一つなのです。したがって、自分では気にならないから必要ないと考えずに、他人の気持ちへの十分な配慮が必要です。

王音レヴェルの一般的数値

●40dB:快適な環境

●60dB:うるさい環境

●80dB:極めてうるさい環境

※参考:電車内(80dB程度) ピアノの音(90dB程度)

特に音を楽しむ部屋(ピアノを弾く部屋、オーディオルーム等)では、防音だけではなく、良質な音環境を整備する必要もあります。
吸音面と反射面をバランスよく組み合わせて配置すると同時に、防音性能の高いドアや窓を使用することが大切です。
その他、トイレや浴室の音、子供室やペット室等の飛び跳ねたりする音についても適切な設計が求められます。

防音対策の種類

音の伝わり方としては「空気を伝わる音」と「壁や床を伝わる音」があります。前者は、壁の隙間をなくし気密性の高い仕様の壁や開口部にすることで、そして後者は、音エネルギーである振動を吸収・反射することで防ぐことが出来ます。

●遮音

遮音性の高い質量の大きい素材を活用する。
(コンクリート、ガラスブロック、鉛シート等)
 
●吸音

空気層や繊維質素材を活用する。
(グラスウール、ロックウール、有孔ボード、カーペット、カーテン等)

●防振

振動を構造体に伝えにくい弾性素材を活用する。 
(ゴム、バネ、コルク等)

※上記の素材を活用しながら、周辺環境や部屋の利用法方に応じて適切に対策を施すことが大切です。

防音対策の方法

防音対策は部分的な処方では効果が期待できません。家全体をトータルに考えていく必要必要があります。

●屋根 
 
コンクリート等の質量の大きい素材を使用するか、金属製屋根等のように軽い素材を使用した場合には下地に木片セメント板のような繊維質素材を組み合わせる。

●天井

断熱・防音性のあるグラスウールやロックウールを敷き込み、石膏ボード下地に吸音板を張る。

●外壁

コンクリート等の質量の大きい素材を利用するか、遮音性の高いサイディングやタイル等の仕上げとする。

●内壁

建替えの場合は、解体工事と整地の費用が別途発生します。既存建物の構造、地下室の有無、敷地の状況等によって費用が異なります。 

●床

防振材付の2重床等にしたり、カーペットやコルク貼りとする。
フローリングの場合にも下地に防振材を使用する。
 
●開口部

気密性の高いサッシやドアとし、2重サッシ、防音ペアガラス、防音合わせガラス等を使用する。
 
●照明

ダウンライトの場合は、グラスウール等で音が逃げないようにする。
換気扇は防音タイプを使用し、コンセントの位置も隣室と重ならないよう配置する。
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